たくさんの思い出

先月、学生時代の同級生とひさしぶりに一緒に飲む機会がありました。

その友人とは、ともに法曹資格の勉強を競ったり、合コンに参加して、何人モノにできるか争ったりした仲です。

結果的に、資格試験に私は不合格で、その友人は見事に合格。女に関しても、私が未だに独り身なのに対してその知り合いは早々とモデルみたいな彼女と入籍。

つまるところ、仕事でもプライベートでも大きな遅れを取ってしまったと思っていたんです。でも、ひさしぶりに会って話してみると、そんなに幸せそのものというわけではない雰囲気でした。

会社も結婚も成果が上がらない私に比べるとすごい充実していると一般的には言えると思いますが、本人はそんな風には考えていないみたいなんです。

原因は何かと訊ねると、意外にも体の不調とのことでした。大学の時分、体は丈夫だったその友人には似合わない原因でした。

詳しく話をしてもらうと、どうやら男性自身の不足に悩まされていると言っていました。これが理由で、この頃嫁さんとちょっと仲が良くないらしいのです。

この問題を解消しようと、勃起力が向上するトレーニングなるものを実施してみたが治る気配が無いと困り果てていました。自分は未経験の問題だったので、とくにアドバイスなどは出来ませんでしたが、その友達は悩みを告白して満足した様子でした。

ビジネスもプライベートもうまくいっているように見えても実のところはそうとも限らないと知りえた経験でした。